合気道はどのような武道ですか?
合気道は、「入り身・転換・転身」の体捌きで相手の体側に入り込み「円転の理」により筋力に頼ることなく技をかける事を理想とする日本伝統武道です。
単純な力に頼ることなく合理的に体を使うので、どなたでも楽しく参加できます。
運動経験や格闘技の経験がなくても大丈夫ですか?
まったく問題はありません。基本動作から丁寧に説明を行います。
入会者のほとんどの方は武道未経験者です。
40歳以上の壮年部も大勢いらっしゃいます。
技のポイントを抑えた丁寧な説明と、充実した基本動作を一つ一つ学んでいくことにより、武道未経験者でも段階的かつ効率的に技法を習得することができます。
女性や老年でも合気道はできますか?
問題なくできます。70代の方でも元気に稽古に参加されています。
合気道は、円・球運動を主体とする『型』稽古がメインですので、老若男女に関わらないで参加できます。会員の中には、ダイエットの為に参加される女性や健康維持のためのご年配の方もいらっしゃいます。
いつでも入会できますか?
もちろんです。いつでも、どこの道場でも入会を受け付けています。
稽古開始の15分前くらいに稽古場所にお越し下さい。
入会届をご記入頂きます。
袴はいつから着けることができますか?
女性は入会後直ぐに紺袴を穿けます。弐段からは黒袴を穿けます。
男性は3級から紺袴、弐段から黒袴を穿けます。
見学はできますか?
見学は随時受け付けています。ご自由にご来場下さい。
礼節を守った態度でお願いします。
特に連絡は必要ありませんが、行事等で道場が休みの場合もありますので、ご注意下さい。
合気道ってどんな技を使うのですか?投げ技それとも関節技ですか?
立ち関節技を中心としていますが、投げ技や投げ固め技もあります。
合気道の技法は、立ち関節技、投げ技、固め技、投げ固め技、武器技などに分けられます。
練習は二人一組になり技の反復練習を行う「型」稽古が中心です。
相手の攻撃を体捌き(入り身・転換)を使用して受け流し、死角に入り技をかける為、過剰な筋力が必要ないのが合気道の「型稽古」の特徴と言えます。
「関節を動く方向(順関節)」や「曲がらない方向(逆関節)」へ捕らえて、円運動で丸く捌きながら行う関節技や相手の攻撃の勢いを利用しつつ、さらに自分の動きに巻き込んで相手を投げる投げ技(入り身投げ・呼吸投げ)などの技法があります。
また関節を決める場合には相手を必ずうつ伏せにし、反撃ができない状態に制圧する事を必須としているなど、技法全体が護身術として合理的な理論で統一されています。
そのため老若男女を問わず練習参加が可能です。
どのくらいの期間練習すれば黒帯になれますか?
一般部は週1回の練習参加で2年前後です。
一般部に週1回ほど稽古に参加されている方は、平均すると2年前後で初段を取得される方が多いようです。
大会での成績優秀者や他流派の合気道の有段者で実力が認められる場合は、特別昇段となる場合もあります。
打撃は怖いイメージがあるのですが、安全に練習できますか?
防具着用の上、練習ではライトスパーリングがメインなので安心です。
打撃組手では、「脛・膝・金的」をガードする防具を必ず着用して行います。
初心者は「胴と面」を付けてライトスパーリングがメインですのでご安心ください。
合気道覇天会の特徴を教えて下さい。
型稽古だけではなく、希望者は打撃や組手の練習を行っています。
合気道覇天会では、伝統的練習方法の基本動作や型稽古を重視しています。
ですが、それだけではなく、護身術としての有効性を高めるために、打撃の練習や打ち込み稽古、合気道技の組手や試合を導入しています。
組手は必ずやらなければいけませんか?
組手は自由稽古の時間に希望者のみが行います。
組手は完全に希望者のみで行っております。
また、初心者や未経験者の方にいきなり組手を行わせるような事はありませんのでご安心下さい。
合気道技に慣れてきた入門後2~3ヵ月から徐々に行います。
最初は力を抑えた組手や技の数を限定した組手などから行います。